上新貿易
株式会社
Joshin Trading Co., Ltd.

中国蕎麦産地の最新状況をお伝えいたします。

 中国蕎麦の産地と言えば、大きく分けて三つあります。それは西北部、内蒙古東部と内蒙古西部です。

 西北部産地は陝西省北部の楡林市靖辺県と定辺県、寧夏回族自治区南部の塩池県、同心県、海原県、西吉県、隆徳県と原州区、及び甘粛省東部の環県など、中国で一番大きな産地だと中国蕎麦業界では周知しています。今年安いロシア産そばがたくさん中国に輸入され、農家たちの栽培意欲がなくなってしまいますので、播種面積が少しでも減少するようになってしまいました。詳しく計算することが難しいですが、陝西省は6万トン、寧夏回族自治区は3万トン、甘粛省は1万トン、合わせて10万トンだと予想されています。

 内蒙古東部産地は赤峰を中心に地域を指し、近年以来経済性の高いキビや粟など作物の栽培が増えているため、生産面積が大幅に減少しつつある。特に今年日本向けムキミ蕎麦の関係業者は安いロシア産玄そばを原料にして加工していますので、農家たちの栽培意欲がさらになくなってしまいます。今年の生産量は3万トンしか産出されない状態になる可能性が高いと見られています。

 内蒙古西部産地はフフホト市と包頭市北部にある武川県、固陽県であり、近い処辺境都市のエレンホト市の無水港があって安いロシア産そばがたくさん輸入されていますので、蕎麦の栽培を止めた農家たちがたくさん出てきてしまいました。今年の生産量は1万トンにも達しないと言う判断もあります。